エッセイ集/知の協創支援(その1) の変更点

 

 *012 知の協創支援(その1) [#i7eb05ed]
 ***児西清義 2010.7.18 [#xafdb7a1]
 
 [[エッセイ集]]
 
 オーム社から「知の協創支援」という書物が8月に出版されることになった。ナレッジプロデュースの児西もその執筆陣のひとりであるので、この書物の出版の経緯なども含めて紹介する。この書物は、人間と計算機、人間と人間が相互にインタラクションをしながら新しい知識を創造していくプロセスについて解説するものである。編著者と執筆者の一覧を以下に示す。
 
 編著者&br;
 井越 昌紀  東京都立大学名誉教授&br;
 大澤 幸生  東京大学大学院工学系教授&br;
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 執筆者&br;
 稗方 和夫  東京大学大学院工学系准教授&br;
 綿貫 啓一  埼玉大学大学院理工学研究科教授&br;
 児西 清義  螢淵譽奪献廛蹈妊紂璽溝緝充萃役&br;
 神田 雄一  東洋大学工学部教授&br;
 澤泉 重一  富山県立大学客員教授&br;
 田村 武志  神戸情報大学院大学教授&br;
 西  高弘  螢淵船絅薀轡好謄爛座緝充萃役&br;
 西原 陽子  東京大学大学院工学系講師&br;
 
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 この執筆陣をみると面白い特徴がある。一つは、あの80年代に知識情報処理(人工知能)に向けた研究開発の流れに身を置いたことがあるのは、児西ひとりであることだ。もっとも児西は研究者としてその流れに身を置いてきたのではなく、研究開発のプランナーとしての役割を果たしてきたのであるが。&br;
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 この執筆陣の多くの先生方は、一つの専門をお持ちになりそれとともに”知識”に興味をもち研究の領域を”知識”に広げてこられている先生が多いことである。たとえば編著者の井越先生は、機械工学の研究テーマを追求されるとともに、発想法などももう一つのライフワークとして取り組んで来られた先生である。井越先生は、ご自分のアイディアにもとづくツールを開発されるとともに、関係する研究会(ACP研究会)を主宰して活動されている。たまたま児西も、数年前からその研究会に参加することになり、研究会に何人かのスピーカーを紹介したりしている。(株)ナチュラシステムズの西高弘さんもそのひとりである。西高弘さんは、児西のNTTデータ時代の友人である。同じNTTデータという会社の中で、それぞれのテーマで新規事業に取り組んだ仲間である。西さんは、自らの経験をもとにノウハウをデータベース化する方式特許を考案して、組織の中におけるノウハウなど知識や気づきを蓄積する仕掛けを商品化して、その商品を開発・販売するNTTデータの子会社を立ち上げられた。その後、マネジメントバイアウトに成功して、現在の螢淵船絅薀轡好謄爛困蚤緝充萃役をしている。&br;
 この執筆陣の多くの先生方は、一つの専門をお持ちになりそれとともに”知識”に興味をもち研究の領域を”知識”に広げてこられている先生が多いことである。たとえば編著者の井越先生は、機械工学の研究テーマを追求されるとともに、発想法などももう一つのライフワークとして取り組んで来られた先生である。井越先生は、ご自分のアイディアにもとづくツールを開発されるとともに、協創支援(ACP)研究会を主宰して活動されている。たまたま児西も、数年前からその研究会に参加することになり、研究会に何人かのスピーカーを紹介したりしている。(株)ナチュラシステムズの西高弘さんもそのひとりである。西高弘さんは、児西のNTTデータ時代の友人である。同じNTTデータという会社の中で、それぞれのテーマで新規事業に取り組んだ仲間である。西さんは、自らの経験をもとにノウハウをデータベース化する方式特許を考案して、組織の中におけるノウハウなど知識や気づきを蓄積する仕掛けを商品化して、その商品を開発・販売するNTTデータの子会社を立ち上げられた。その後、マネジメントバイアウトに成功して、現在の螢淵船絅薀轡好謄爛困蚤緝充萃役をしている。&br;
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 もう一人の編著者である大澤幸生先生は、”チャンス発見”という新しい研究分野を拓かれた先生であり、研究活動ばかりではなくチャンス発見コンソーシアムを組織されて研究成果やツールの普及を活発に進められるなど産業界とも多くの接点をお持ちである。児西は、数年前にこのチャンス発見コンソーシアムに参加し、同コンソーシアムの事務局長と共同でセミナーを開催するなどの活動をした。このような経緯もあり、井越先生に大澤先生をご紹介することになった。お二人の先生が協創というテーマを議論されるうち、化学反応を起こされて、今回のオーム社による「知の協創支援」という特徴ある書物の出版が実現することになる。また澤泉重一先生は、海外プラント建設など広く海外ビジネスを経験された実業界の人であるが、哲学に興味をお持ちになり、セレンディピティに関する研究の成果を「偶然からモノを見つけ出す能力−セレンディピティの生かし方」という書物を著されるなど、セレンディピティに関する活動を推進されている。&br;
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 このような特徴ある先生方が集まっての出版となり、「知の協創支援」は従来からある知識情報処理・人工知能の書物とはひと味違う特徴のある内容に仕上がっている。知識情報処理・人工知能について、80年代からの研究の流れを知ることももちろん重要である。それは別の教科書にゆずることとして、本書の見方も理解し複眼的に人工知能・知識創造プロセスや協創について考えることは意味のある作業であると考える。
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 人と人の協創のシステムは、児西の行っているコンサルのモデルでもあるので、執筆に加えていただいた。主として、知識地図=知の俯瞰、俯瞰から知の発見を促すという趣旨の一節を担当させていただいた。オーム社から8月に出版される予定なので、それに前後してこの書物を紹介するエッセイをこのホームページに何度か掲載します。
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